- クラスⅢ
- 滅菌済
FD-1(P-80) 3本入り
- 医療機器承認番号:15200BZZ01138000
- クラス分類:高度管理医療機器(クラスⅢ)
昭和52年から四半世紀以上にわたり愛用されているIUD
FD-1(P-80)は、本体からテールの長さが80㎜です。
子宮長70㎜~80㎜の方を対象としております。
FD-1とは、人体に無害なプラスティックの小さな器具を子宮内に挿入し、受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぐ方法です。子宮の中に入れる避妊のための器具 ということで、子宮内避妊器具(Intra Uterine Contraceptive Device)といわれ、その英語の頭文字を取ってIUDと呼んでいます。
FD-1の長所
・いつも受胎調整のことを考えていなくても避妊ができます。
ピルなどは、毎日性行為と関係なしに飲み続けなければなりません。コンドームやペッサリーなども、その都度避妊の「やる気」を起こさなければなりませんが、IUDは一度挿入してしまえば、いつでも避妊できています。
・相当高い避妊効果が期待できます。
・子宮内膜に作用し、全身への影響はほとんどありません。
FD-1の対象者
・出産経験のある人
・授乳中の人
・長期間避妊したい人
・毎回の避妊を面倒に思う人
・中高年齢期の人
この製品について
FD-1は、昭和52年以来四半世紀以上にわたり愛用されているIUDで、
葉っぱの芯(魚の骨)状の独特な形状をしています。
この特徴ある形で大きさを必要最小限に抑え、左右4対の羽が子宮の収縮運動により、
自然に上方へ押し上げられ、自然脱落を少なくしています。
開発当時は、旧挿入器で臨床データを取りましたが、この旧挿入器は操作が複雑で、
確実に子宮内に装着するのにかなりの熟練が必要とされましたので、
ポール型挿入器に改良し、現在まで四半世紀以上にわたって全国のドクターから愛用されてきました。
旧挿入器で行われた臨床データは、1年目の妊娠率は3.7%( *1 100婦人年)でした。
新型挿入器(ポール型)でのデータは、当社で行った臨床試験ではありませんが、小山市民病院での10年間のデータ *2 があり、1年目の妊娠率は0.7%でした。
*1 :100婦人年とは、100人の女性が1年間使用したときの、妊娠すると予想されるパーセントです。
*2 :石浜淳美先生「FD-1 10年間の成績」より
FD-1は、母体保護法指定医である産婦人科医のもとで、検診をうけたうえで装着するのが原則です。
その他、かかりつけのドクターと相談の上、挿入してください。
商品名:FD-1(エフディーワン)
承認番号:15200BZZ01138000 昭和52年医療用具承認許可取得
入数:3本/箱入
定価:16,500円
JANコード(P-80):4902510622542
品番コード(P-80):FL110005
使用期限:滅菌日より2年
ご利用方法
ご利用前に必ず添付文書をお読みください。